運転代行サービスは、急な飲み会などで、車を運転することができなくなったときに利用するサービスとして、最近では認知度も高くなってきています。
もちろん、飲酒運転を回避するため、運転代行を利用するという人が一番多いと思いますが、それ以外にも、急に体調が悪くなって運転が困難になったり、怪我をして運転ができなくなったという場合にも、運転代行は有効な方法です。

●飲んだら乗るな乗るなら飲むな

近年の飲酒運転の厳罰化にともない、飲酒運転が許されない行為だということは誰もが承知しているはずです。
ただ、飲み会の場に車で駆けつけないといけない場合などもあり、そういった時には運転代行は有効なサービスです。
運転代行を使おうかと思っても、どのくらいの費用がかかるのかよくわからない人も多いと思います。
運転代行には、タクシー業者が行う場合と、代行運転専門の業者が行う場合があり、料金も異なります。
タクシーの場合は、メーター料金に500〜1000円程度を上乗せした料金が相場となっています。
そのため、タクシーで帰宅するよりも高くなってしまいます。
一方、運転代行専門の業者の場合は、タクシー料金と同じ程度の金額が一般的です。

●運転代行を利用する上で、気をつけないといけないことは、依頼人がどんな任意保険に加入していたとしても、代行業者が運転している状態の車は、無保険状態にあるということです。
ただ、代行業者は共済の加入が義務づけられていますから、万が一事故を起こした場合でも、補償されますから、心配はいりません。
※稀に保険に加入していない業者もありますので、注意が必要です。弊社は保険加入済み。

運転代行をより有効に活用するには、多人数乗れる車に乗り合わせることで、一人あたりの料金を安くすませることができます。
ただ、帰路の際には代行業者が1人乗りますから、その分の人数を計算しておく必要があります。
代行業者の車には、お客は乗ることはできませんが、タクシーの場合は後続のタクシーへ乗ることは可能です。
※乗れない場合もあります。

●運転代行を依頼してからの流れは、随伴車に乗って客先へ向かい、お客のキーを預かって車を取りに行く、お客の車に乗って迎えにいき、目的地へ出発。
目的地についたら随伴車に乗って会社に戻るという流れになります。
細かい依頼方法などは会社によって異なりますが、客先へ向かうまでに時間がかかることがありますから、利用する時間がわかっている場合には、あらかじめ予約しておいた方がよいでしょう。
基本的に運転代行業者が乗ってきた車には、お客は乗ることができませんから、人数には注意しましょう。

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